人探しを探偵に依頼したとしても、その依頼が必ずしも成功するとは限らないということを知っておくことです。

基本的に、探偵というのは警察と違って何かを捜査する権限がありませんので、調査をする時には聞きこみや尾行などといった非常に地道な作業が大事になります。

人探しをする場合には、その人の情報を依頼人から出来るだけ多くもらう必要がありますが、こうした地道な作業で職務をまっとうすることになりますので、どうしても時間がかかってしまいます。

家出や失踪に関しては、時間が経てば経つほどいなくなった人物の情報が古くなってしまう傾向がありますので、成功率が下がってしまうという難点があるのです。

これは、探偵が一般的に行っている浮気調査との大きな違いであると言えます。

例えば浮気調査をする時には、現在進行形で行われている浮気の調査をすることになりますので、浮気をしている人の情報を取得して行動パターンを検討すれば比較的簡単に浮気の証拠をつかむことが出来ます。

しかし、上記で既に述べたとおり探偵には警察のような強制的な捜査の権限がありませんので、情報があると推測できる場所がわかったとしても、その場所に無理やり乗り込んで情報を取得することが出来ないわけです。

依頼人から貰うことが出来る情報が全てになりますので、人探しをする時にはいなくなった当時の情報を元にどこに行くのかを推測し、地道に聞きこみ調査をしていくしかありません。

こうした傾向なので、成功率は決して高いとは言えませんが実はこうした人探しに関しては警察もまともに動くことが出来ないというデメリットを抱えていることを理解しておく必要があります。
本来、家出や失踪のように人がいなくなってしまった場合には警察に相談をして捜索願を出すことになるのですが、警察というのは家出や失踪の原因が例えば家庭環境などにあると判断した場合にはまず間違いなくその捜査を積極的に行ってくれません。

こうした問題は、その家庭のみで解決する問題と判断され警察の権力を使うケースとしてはふさわしくないと判断されてしまうからです。

警察が動いてくれるのははっきりと事件に巻き込まれた可能性があることを指摘できたときだけなので、その点は誤解をしないようにしておくことです。

結局、成功率は高くないとは言っても家出や失踪に関してまともに動いてくれるのは探偵しか存在しませんので、実際に相談する時には人探しに繋がるすべての情報を渡しておくことが大切です。